みなさんこんにちは♪
今日も一日元気もりもりブロッコリー!
今回は、私がいろいろな植物を育ててきた中から、観葉植物初心者の方にもオススメしやすいと感じたものを4種類、厳選してご紹介します。
はじめに、「私が考える初心者にオススメできる植物の基準」について触れた後、実際に具体的な植物を紹介していきます。
※注意点
こちらの記事はあくまで、私が実際に現在育てている植物の中から、私目線で初心者にもおすすめと感じたものを紹介するものになっております。一般的に初心者向きとして頻繁に紹介されている植物でも、網羅できていないものもありますが、予めご了承ください。
はじめに~初心者おすすめの基準について~
通年室内で育てられる
今回初心者向けとして紹介する植物の基準として、まず、「一年中室内管理で育てられる」ものに絞ることにしました。
日々目につきやすい場所に置いていおけることで、株に何か異常があってもすぐに気づきやすかったり、また水やりをうっかり忘れてしまったりといった心配が少ない、というのがその理由です。
植物の中には、しっかりと直射日光を当てて育てないと健全に生育しないものもあり、そういった植物を育てる場合はどうしても、ベランダなどの屋外で管理する必要が出てきますが、そういったものは省いてあります。
今回紹介する植物は全て、室内の窓際の光で十分に育つもの、あるいは多少なら窓から離れていても明るさが確保できている場所なら問題なく育てられるものになっています。
(比較的)大雑把な水やりでも枯れない
植物の中には、水やりのちょっとした加減にもシビアに反応し、少し水切れを起こすと弱ってしまったり、逆に湿度の高い状態が続くと根腐れになりやすいものもありますが、今回は「比較的アバウトな水管理でも体調を崩しにくいもの」を選びました。
水やり3年といわれるように、やはり植物を育てる上で一番難しいのは水やりだと思います。(いろいろな植物を育て始めて4年になる私も、いまだにタイミングに悩むことがあります。)
植物なので、さすがに長期間水をあげずに放ったらかしにすれば枯れてしまいますが、私の体感的に、最適な水やりのタイミングから前後2~3日くらいならズレてもそう簡単に弱ったりしないかな、と感じるものを今回は選んでみました。
※ただしこれは、個体ごとの成熟度や鉢の大きさなどにもよります。
(”ある程度成長した株なら耐えられても、若い株だと耐えられないレベルの水切れ”というものがあったり、また土が乾くまでのスパンが短い、小さな鉢の場合、2,3日水やりのタイミングが遅れると打撃になる可能性はあります。)
成長を実感しやすい
最後に、「成長の実感がしやすい(新芽の展開がわかりやすい)」というのも、今回の選定基準にしてみました。
やはり目で見て、はっきり成長が分かるというのは嬉しいこと。
特に、植物と付き合い始めて間もない方の場合、問題なく育ってくれていることの確認がしやすいことでの安心感や、また今後植物のお世話をしていく上でのモチベーションにも繋がりやすいかなと思います。
ただし、植物には生育期と休眠期があって、季節によってはほとんど枝葉に動きがありません。また、生育期だとしても、まだ環境の変化に慣れていないお迎え当初は、成長が鈍ることがありますので、そこは気長に見守っていただければと思います。
初心者にオススメの観葉植物4選!
さて。ここからはいよいよ、初心者にオススメの植物を4つ続けてご紹介します!
ポトス(グローバルグリーン)
まず一番に紹介したいのは、ポトス。
観葉植物としてポピュラーなので、園芸店などにいけば比較的簡単に見つかると思います。
様々な品種があり、それぞれに葉の模様が個性的なので、好みのものを探すのも楽しいですよ♪
(ちなみに私は、葉が迷彩柄の”グローバルグリーン”という品種のものを育てています。)
比較的丈夫で、新芽の展開も早いので、生育期には、あっという間にボリューミーな姿になります。
また剪定して切り取ったツルは、水挿しで簡単に発根するので、それを土に植えれば増やすこともでき、楽しみの幅も広いです。
下の詳細記事ではより詳しくポトスについて解説していますので、興味のある方はぜひのぞいてみてください。
ガジュマル
続いて紹介したいのはガジュマル。
てっぷりした幹が特徴的です。
こちらもよく店頭で見かけますが、個体ごとに唯一無二な樹形をしており、付き合いが長くなればなるほど”自分だけのガジュマル”に愛着がわいてくる、なんとも魅力的な植物。
がっつり気根を出させてワイルドな姿に育てたいのであれば屋外管理を推奨しますが、年中室内の窓辺でも充分にしっかり育ってくれますよ。
生育期には枝葉の動きも活発で、伸びた枝をカットして挿し木にも挑戦しやすいです!
ガジュマルの具体的な育て方や、私自身が挿し木に挑戦した際の記録は下の記事に載せておりますので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
ペペロミア(アングラータ)
ペペロミアは、丸っこくて少し厚みのある、ぷっくりした葉が特徴の植物。
品種によって、葉の大きさや模様などがいろいろあります。(私は”アングラータ”という、比較的小さめな葉に、縦じま模様のある品種を育てています。)
葉に厚みがあることで、(多肉植物ほどではないものの)比較的乾燥に強く、多少水やりを忘れていたからといって簡単に枯れないのが、初心者にもおすすめしやすいポイント。
室内(レースのカーテン越しの光が当たる場所がおすすめ)でよく育つので、目につきやすい場所で育てながら、毎日かわいらしい葉に癒されることができます。
私が育てているペペロミア・アングラータ(DAISOで購入したものです)については、下の記事で詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひのぞいてみてください。
アスプレニウム(エメラルドウェーブ)
最後に紹介するのは、ヒラヒラと波打つ葉が個性的な、アスプレニウム。
(私はエメラルドウェーブという品種のものを育てているのですが、現在はこれが一番よく出回っているのか、園芸店などを見回っていてもこちらの品種に遭遇することが一番多いように感じます。)
シダ植物で、元々高温多湿な環境で自生しているものなので、日本の夏の気候には馴染みやすいです。
真夏の蒸れで傷ませてしまう心配が比較的少ないので、”夏場の日中、クーラーの効いていない部屋に置きたいけど、傷んでしまわないか心配……”という方には、チャレンジしやすいポイントだと思います。
(ただあまりに高温になる場合、サーキュレーターを回しておくことをおすすめします)
その代わり寒さはどちらかというと苦手なので、冬場の夜間は冷え込みやすい窓辺から、部屋の中央付近に移してあげた方が良いと思います!
下の詳細記事では、私が育てているアスプレニウム・エメラルドウェーブの成長記録と、育て方について解説しています。
(お迎え当初と比べて、だいぶ全体的に広がりが出て、空間の幅をもっていかれるようになりました……笑)
まとめ
――というわけで、個人的に初心者におすすめしたい観葉植物4選でした。
気になる植物はございましたでしょうか。
今回紹介したものはどれも比較的、初心者の方でも付き合っていきやすいものだと思いますので、もしもいいな、と感じる植物がありましたら、これを機にぜひ植物との暮らしを始めてみてはいかがでしょうか。
【追記】(2022/12/24)
本記事での初心者オススメ植物に、「サボテン・多肉植物」を含めなかった理由について、私の考えをまとめてみました。
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最後まで読んでくださってありがとうございました♪