ソフォラリトルベイビー(ミクロフィラ)の育て方: ポイントは2点「日当たり確保」と「乾燥対策」

ソフォラ(メルヘンの木)

もりぐち
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みなさんこんにちは♪

今日も一日元気もりもりブロッコリー!

本記事のテーマは、ソフォラの育て方についてです。

ソフォラは、マメ科特有の小さな葉や繊細な枝ぶりがとてもかわいらしい植物で、別名「メルヘンの木」と呼ばれるのも納得の見た目をしています。

私も2年近くソフォラを育てているのですが、他の観葉植物に比べて育て方にちょっと工夫が必要だな、と感じる点もあるので、自身の経験も交えながら具体的に解説していければと思います!

ソフォラの特徴

マメ科特有の小さな葉

冒頭でも触れたように、ソフォラの葉は一枚一枚がとても小さくて薄く、繊細な見た目をしているのが特徴です。

【参考写真】

~ソフォラの葉の様子~

ソフォラの葉

楕円形の小さな葉が、一か所に複数枚ついています。

新芽は明るいライムグリーンで、次第に濃い緑色になっていきます。

寒さには比較的強め

華奢な見た目なので、冬になると寒さから守ってあげたくなりますが、意外と耐寒性が強いです。

最低気温が0度以下にならない・霜の降りる心配がない場合は、屋外でも越冬可能です。

(ただし、0度以上ある場合でも、あまりにいきなり冷え込むような場合は、環境の変化についていけてるか一応気にかけてあげた方が良いと思います。)

乾燥には弱め

寒さには比較的強いソフォラですが、乾燥には弱めなので、水切れに注意しながら定期的に水やりをする必要があります。

(葉が小さくて薄く、自身の中にあまり水分を貯めておけない)

詳細は次の”育て方”の章で解説しますが、土の表面が乾いたらたっぷり水やりを基本にしましょう。

水切れのサインとしては、葉が黄色っぽくなってきて次々落ち始める、というものがあります。

植物の生長サイクルで、古くなった葉が落ちるのは当然のことなので、数枚程度であまり神経質になる必要はないと思いますが、一度にたくさんの黄葉が出てしまったときは水切れを疑うようにします。

花はレアだが、長く育ててると可能性あり

花の印象が少ないソフォラですが、実は株が成熟してくると黄色い花をつけることがあります。

ただ何年もかかることがほとんどのようですので、あまり最初から花にこだわって焦りすぎず、いつか見られたら嬉しいなぁくらいの気持ちで気長に向き合うのがよいかなと思います。

ソフォラの育て方のポイント

日当たりの良い場所に置く!

室内の場合

ソフォラは日光を好む植物なので、室内で育てる場合、なるべく窓際の日がよく当たる場所に置いてあげるのがおすすめです。

ある程度慣れていけば、多少窓から離れた場所でも適応できるとは思いますが、日光不足だと、枝に太さが出にくく、しっかりとした丈夫な株になりずらいので、うまく育てるのが難しくなる可能性が高いです。

窓のある方角などにもよりますが、目安として、

  • 夏以外……窓ガラス越しの光が当たる場所
  • 夏……レースのカーテン越しの光が当たる場所

が理想的かなという感じです。

屋外の場合

ソフォラは比較的寒さに強い植物なので、冬場、氷点下にならない地域の場合は、一年中ベランダなどの屋外でも管理できます。

(霜がおりると傷んでしまうので、天気予報を見つつ、必要に応じて室内に取り込むようにします。)

ただし、夏場の強い直射日光は葉焼けの原因となるので、日陰に移したり、遮光ネットで日差しを和らげる工夫が必要です。

参考までに、私が基本通年ベランダで育てているソフォラについては、以下の通りに管理しています。

  • 夏……ベランダの中でも、囲いの壁の日陰になりやすい位置
  • それ以外の季節……ベランダの中で、日当たりの良い位置
  • (例外として)冬場0度以下になりそうなとき……室内に取り込む
備考:室内→屋外管理にする際の注意点

ずっと室内で育てていたソフォラを急に屋外に出すと、環境の変化に適応できずに葉焼けしてしまう可能性があるので、”直射日光の当たりにくい場所から始める”など、少しずつ慣らしていく工夫が大切です。

また、日差しの強い夏よりは、春や秋の方が、屋外管理に切り替える時期としてはおすすめです。

水切れに注意した水やりを!

前章でも触れたように、ソフォラは乾燥が苦手なので、水切れに注意する必要があります。

「土の表面が乾いたタイミングで、たっぷり水やり」と覚えておけば、基本的にはオッケーだと思います。

ただし、土の乾きが遅くなる冬場は、一度の水やりの量を手控え気味にするのがポイント。

参考に、私は以下のように水やりをしています。

  • 冬以外の季節……土の表面が乾いたら、たっぷり水やり(鉢底から水が流れてくるくらいまで)
  • 冬……土の表面が乾いたら、土の表面にザッと水やり(鉢底から水が流れてこない程度の量にとどめる)

ちなみに少し細かい話をすると、枝葉の動きが特に活発だと感じる時期や、水の乾きが早い夏場は、”土の表面がほぼ乾いてる”くらいのタイミングで水やりすることが多いです。

土の乾きやすい時期に、屋外(日当たりが良く・風通しもよい場所)で育てている場合、あっという間に土がカラカラになってしまうことがあるので、朝見て日中には完全に乾きそうだな……と感じたらその時点で水やりをしておく、といった感じです。

風通しのよくない室内で育てる場合は、蒸れによる根腐れも注意しなくてはいけないのですが、屋外管理だと、根腐れの心配は比較的少ないので、どちらかというと”水切れを起こさないための判断”を行うよう心掛けるのがポイントになってきます。

葉水は積極的に行いたい

いくらソフォラが乾燥を苦手にするといっても、あまりに際限なくバシャバシャ水をやってしまうと、さすがに根腐れの心配も出てきます。

特に始めのうちは、”土の表面が乾きかけ”くらいに見えるときなど、水やりのタイミングに迷うこともあるでしょう。

そんなときは、まず一旦、しっかりと葉水を行って、葉から水分補給をしてあげて様子を見るのも効果的。(葉の裏表、両方を湿らせてあげるとより良いです。)

また、空中湿度の低くなりがちな冬にはなるべくまめに葉水を行って乾燥から守ってあげるように心がけます。

※ちなみに私は日々の習慣で、葉水は毎日行うようにしています。

まとめ~ソフォラはコツさえ掴めば、難しくない!~

いかがでしたでしょうか。

慣れるまで、育て方に少しコツがいるソフォラですが、1年、2年と無事に育てていければ、次第に株も丈夫になってきて、失敗する可能性も低くなってきます。

また、成長期のたびにどんどん枝分かれしてボリュームが出てくるので、枝ぶりの変化を見るのもソフォラを育てる楽しみの一つだと感じます。

コツさえつかんでしまえば、決してそこまで難しい植物ではないと思うので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

もりぐち
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最後まで読んでくださってありがとうございました♪

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